5月6日に福岡・マリンメッセ福岡A館で開幕したこのツアー。タイトルの「XQUARE(スクエア)」は、「X:未知数=INI」「SQUARE:革命が起こる広場=ライブ会場」をかけ合わせた造語で、「INIならではの方法で導く新たな革命の場所」という意味が込められている。このツアーでINIは、ライブならではのアレンジを加えて楽曲をパフォーマンス。INIの新たな可能性をMINI(INIファンの呼称)に示してみせた。
轟くようなビートに乗せて「WMDA(Where My Drums At)」を力強い眼差しで歌い踊り、革命の狼煙を上げたINI。「LOUD」では目まぐるしくフォーメーションを変えながら、メンバー1人ひとりが勇ましいラップやパワフルな歌声、魂のこもったダンスで眩い輝きを放っていく。ヘビーなロックアレンジが施された「BOMBARDA」ではセンターステージに立ち、MINIの熱いコールを一身に浴びて迫力のあるパフォーマンスを繰り広げた。エッジの効いたギターサウンドと躍動感のあるドラムのビートが際立ったのは「CALL 119」。メンバーはスモークガンを客席に向け、勢いよく煙を撒き散らして会場を盛り上げた。
ライブ中盤には、6月25日リリースの3rdアルバム「THE ORIGIN」の収録曲「Potion」が披露された。「THE ORIGIN」はメンバーの池崎理人が作詞を手がけたヒップホップソング。スポーティなユニフォーム型のジャケットを羽織ったメンバーは、生き生きと軽快にステップを踏み、青春時代を送る人たちへのメッセージを届けた。「この曲の一番好きなところは、やっぱり理人が作詞をしているところ!」と佐野が声を弾ませると、池崎もにっこり。池崎に「どこの歌詞が好き?」と尋ねられ、佐野雄大は「No pain, I turn it 失敗さえ成功へのPromise」というお気に入りのフレーズを挙げた。
アンコールでINIがキュートな表情を見せたのは「Party Goes On」。メンバーがごま団子を手にしてパクッと食べる場面もあり、パーティさながらのハッピーなムードが会場に広がる。最後の挨拶では、6月1日に28歳の誕生日を迎える西洸人が「27歳最後のライブが今日でした!こうしてライブをやらせてもらえてることに感謝して、28歳もいいスタートを切れるようにします。死ぬまで一生皆さんに何かを届けていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします!」と宣言して歓声を浴びた。
さらに「サプライズ発表を持ってきました!」というリーダーの木村柾哉の言葉を経て、ツアーの追加公演が9月13日から15日にかけて愛知・バンテリンドーム ナゴヤで行われることが発表された。MINIの喜びの声を聞き、後藤威尊は「こうやって喜びを一緒に分かち合えてうれしいです!」と弾けるような笑顔を見せる。木村は「何よりMINIのみんなのおかげなので、ありがとうございます!」と感謝の思いを言葉にした。
2025 INI 3RD ARENA LIVE TOUR「XQUARE」(※終了分は割愛)
2025年6月6日(金)兵庫県 神戸ワールド記念ホール
2025年6月7日(土)兵庫県 神戸ワールド記念ホール ※2部制
2025年6月8日(日)兵庫県 神戸ワールド記念ホール
2025年6月28日(土)香川県 あなぶきアリーナ香川 ※2部制
2025年6月29日(日)香川県 あなぶきアリーナ香川
2025 INI LIVE [XQUARE - MASTERPIECE]
2025年9月13日(土)愛知県 バンテリンドーム ナゴヤ
2025年9月14日(日)愛知県 バンテリンドーム ナゴヤ
2025年9月15日(月)愛知県 バンテリンドーム ナゴヤ
※池崎理人の崎は、たつさきが正式表記。
関連商品
INI「THE ORIGIN(IN(I)SIDE ver.)」
2025年6月25日発売
norikichishio @norikichishio
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