MOMONA(
アニメーションのストーリーがしっかり守られている
6月6日に公開される「リロ&スティッチ」はハワイのカウアイ島を舞台にオハナ=家族の絆が描かれる“ハートフルファンタジー”。両親を失って2人で暮らす姉ナニと少女リロは、暴れん坊でいたずら好きなエイリアン・スティッチとの奇跡の出会いによって失いかけた希望を取り戻していく。日本版エンドソングはTravis Japanが担当し、アニメーション版のエンディングでも使用されているエルヴィス・プレスリーの名曲「バーニング・ラヴ」をカバーする。
フラダンサーたちがステージを盛り上げたあと、声優陣は舞台にでそろった。MOMONAが演じるのはリロの姉・ナニ。両親を亡くしてからは妹リロと2人きりの家族を支える大黒柱として、時に優しく時に厳しくリロを見守り育てる。映画を観たMOMONAは「私は2003年生まれで、同じ2003年に公開されたアニメーション版も大好きで。そんな原作のアニメーションのストーリーがしっかり守られつつ、より1人ひとりの人生や生活がリアルに描かれているので、オハナの絆により深く感動しました」とハキハキと感想を述べ、「登場人物1人ひとりの温かさが繊細に表現されているので、大人から子供まで楽しめる共感性の高いストーリーになっています」と本作をアピールした。スティッチ役の山寺は「リロとナニが歌うシーンがあって、姉妹の愛の物語が中心になっているので2人のシーンが大好きです」とネタバレを避けつつ見どころを紹介した。
トラジャがすすり泣き
中村はリロとナニ姉妹を温かく見守るハンサムで心優しきサーファー・デイヴィッド役。「子供の頃から大好きな作品だったので、大人になった自分の声が『リロ&スティッチ』の作品に入ることをうれしく思います」と喜びを語り、「デイヴィッドはすごくハンサムで、サーフィンをしていて体つきが僕と似てない部分があるんですけど(笑)。あふれ出る優しさをどういうふうに声の乗せたらいいのかを試行錯誤しました。あとは聞き取りやすい声でしゃべることを心がけましたね」と声優として意識したポイントを明かした。また「Travis Japanというグループで活動させていただいてるので、オハナの絆の部分は共感できました。グループで観て、終わったあとはみんなですすり泣きでした。エンドソングはTravis Japanで歌わせていただいて、ぜひそちらも楽しみにしていただけたらうれしいです」と日本版エンドソングにも言及した。
大人の対応しないでよ
リロ役の永尾はほかの登壇者に向けて感謝の手紙を読み上げる。「日本版声優の皆様、お疲れ様です。皆さんと共演することができて、皆さんとオハナになれてすごくうれしいです」とあふれる思いを伝え、中村には「今日また会えてうれしかったです。今度『バーニング・ラヴ』を一緒に歌えたらうれしいです」、MOMONAには「ずっと大好きだったMOMONAさんがナニ役と聞いて、本当にびっくりしたしうれしかったです。私はずっとお姉ちゃんが欲しかったのでお姉ちゃんになってくれてうれしかったです」と1人ずつメッセージを伝えた。思いを受け取ったMOMONAは「柚乃ちゃんは演技の分野では先輩なので頼もしいです。これからも姉妹の絆でがんばりましょう」と永尾の手を握る。中村が「呼んでくれたらいつでも走っていくので、なんならTravis Japanを連れてくるので!」と永尾からの誘いに前のめりで返事すると、永尾本人は「お忙しいと思うので、スケジュールが空いてるときにぜひお願いします」と遠慮がちに言う。その言葉に中村は「そんな大人の対応しないでよ!」と声を張り上げた。
イベントの最後には登壇者たちが「はい、スティッチ!」のかけ声でフォトセッションに応じた。
NEMO @mtokj307
【イベントレポート】MOMONA「リロ&スティッチ」でオハナの絆に深く感動、中村海人は永尾柚乃の誘いを快諾(写真20枚) https://t.co/sVoVuGV95l