映画「
上映に先立ち、齊藤と深田はレッドカーペットアライバルに登場。白と黒のストライプ柄ドレスを身にまとった齊藤は、緊張した面持ちながらも多数の海外メディアからの呼びかけに笑顔で応じ、レッドカーペットをさっそうと歩いた。
上映会場のドビュッシーシアターには、1000名を超える観客が集結。“恋愛禁止ルール”という日本独自のアイドル文化をテーマにした本作だが、観客は食い入るようにスクリーンを見つめ、上映終了後はスタンディングオベーションが巻き起こった。
上映を終え、深田は「映画が一本出来るのは奇跡のようなものであり、映画祭に選出され、ワールドプレミアを実施し、主演俳優とその瞬間を立ち会うことができ、その主演俳優も楽しんでくれているなんて、こんなに監督冥利に尽きることはないです」とコメント。齊藤は「カンヌ国際映画祭に関わるなんて夢にも思わず、一生忘れない経験となりました」「今まで生きてきた中で一番幸せな日になりました」と胸いっぱいの様子で振り返った。
「恋愛裁判」は今冬に全国ロードショー。契約書に記載された「恋愛禁止条項」に反する行動をしたとして、所属事務所から訴えられ裁判へと発展した1人の女性アイドルの姿が描かれる。恋に落ちる人気アイドル・山岡真衣を齊藤が演じたほか、倉悠貴、唐田えりか、津田健次郎らがキャストに名を連ねた。
齊藤京子 コメント
カンヌ国際映画祭に関わるなんて夢にも思わず、一生忘れない経験となりました。レッドカーペットはお祭りのような雰囲気で、気づいたら終わっていたという感じでしたが、後から実感が湧いてきました。そして、世界で初めて上映される瞬間を、皆さんと一緒に観ることが出来て本当に幸せでした。今まで生きてきた中で一番幸せな日になりました。
深田晃司(監督)コメント
最高の舞台でお披露目出来て嬉しく思います。
公式上映では、スタンディングオベーションも嬉しかったですが、最初のシーンが始まった時に「この映画が生まれた」というように感じました。映画が一本出来るのは奇跡のようなものであり、映画祭に選出され、ワールドプレミアを実施し、主演俳優とその瞬間を立ち会うことができ、その主演俳優も楽しんでくれているなんて、こんなに監督冥利に尽きることはないです。
映画「恋愛裁判」特報
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楠野一郎(プロペラ犬) @kusunopropeller
開始当初からの「キョコロヒー」ウォッチャーとしては感慨深い光景。企画と俳優の出会いって本当タイミング次第で、その運が無かったために企画は不成立、俳優も飛躍の機会に出会えぬまま…という事だらけで。深田監督の「映画が一本出来るのは奇跡のようなもの」という言葉は偽りない本心だと思います https://t.co/MPMjYwdDhH