「新しいカギ」国際的な映像コンペで初受賞　せいや母校で臨んだ「学校かくれんぼ」

ドイツの国際映像祭「World Media Festivals（ワールド・メディア・フェスティバル2025）」の最終結果が発表され、「新しいカギ」（フジテレビ系）が「Children＆Youth：Omnia Open（子供と若者・オープン）」部門で銀賞を受賞した。「新しいカギ」にとって初の海外賞受賞となる。

「ワールド・メディア・フェスティバル」はテレビ番組をはじめ、広告やWebなど各ジャンルで作品性の高さを競うヨーロッパ最大規模の映像コンペティション。2025年は29カ国から764作品がエントリーされた。今回「新しいカギ」から出品されたのは人気企画「学校かくれんぼ」。万国共通の遊び・かくれんぼをテレビ的に仕立てた企画性や出演者間のチーム力が評価された。

受賞したのは昨年7月27日放送回。母校での開催となった霜降り明星せいやは、周囲になじめなかった高校時代の後悔を払拭したい思いと、「それでも大人になれば大丈夫」というメッセージを高校生たちへ伝えたいという特別な意志を持って「学校かくれんぼ」に臨んだ。

なお次回5月24日（土）放送回では「学校かくれんぼ」と同じく人気の学校シリーズから、校内で生徒たちに紛れている先生を見つけ出す企画「ティーチャーをさがせ！」と、霜降り明星・粗品率いる全校生徒とチョコレートプラネット長田らカギメンバー6人が大喜利で対決する企画「ハイスクール大喜利」が展開される。

「新しいカギ」チーフプロデューサー：矢﨑裕明（フジテレビ バラエティ制作部）コメント

「学校でかくれんぼをする」という誰もが経験したであろう思い出をテレビ番組で真剣に再現してきてここに至りました。とにかくこの企画の醍醐味は、現場での生徒さんの笑顔とうれし泣きです。毎回テレビマンとしての原点を思い出します。今回、それが海外の方にも共感していただきこんなにもすてきな賞を受賞することができました。「新しいカギ」という青春の船が今後世界中を駆け巡ることを心より願います。ありがとうございました。

「新しいカギ」演出：田中良樹（フジテレビ バラエティ制作部）コメント

2022年、「コロナで奪われた中高生の青春を取り戻す」という想いのもと「学校かくれんぼ」は開始しました。コロナ禍が明けた今もとどまることなく企画が成長し、今回このような形で世界的な評価をいただけるまでに至ったことを、とても光栄に思います。全国からの応募の数はまもなく10万件を突破。これからも霜降り明星・チョコレートプラネット・ハナコの7人と共に、全国のキッズ・ティーンに寄り添える番組を目指していきます！