戦後80年記念、アンジェイ・ワイダ監督作「コルチャック先生」リバイバル上映

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「地下水道」「灰とダイヤモンド」などで知られ、ポーランド映画界を牽引してきたアンジェイ・ワイダの監督作「コルチャック先生」が、戦後80年の上映企画として6月13日より東京・YEBISU GARDEN CINEMA、Morc阿佐ヶ谷ほか全国で順次リバイバル公開される。あわせてメインビジュアルと場面写真も解禁された。

「コルチャック先生」場面写真

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「コルチャック先生」ビジュアル

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「コルチャック先生」は、ユダヤ系ポーランド人の教育者、小児科医ヘンルィク・ゴールドシュミットの半生にもとづく人間ドラマ。“ヤヌシュ・コルチャック”の筆名で児童文学者としても活動し、「子供の権利条約の父」とも称される存在だ。

「コルチャック先生」場面写真

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物語の舞台は1936年のポーランド。子供向けラジオ番組のホストとして人気を集めていた小児科医コルチャックは、ナチスドイツの影が忍び寄る中、ユダヤ人児童のための孤児院を設立し、自身もユダヤ系であることから番組の打ち切りを告げられる。やがて第二次世界大戦が勃発し、ドイツ軍がワルシャワを占領。死と隣り合わせの状況下、子供たちを守り抜こうとするコルチャックだが、ユダヤ人の強制収容が始まる。

「コルチャック先生」場面写真

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脚本を手がけたのは「太陽と月に背いて」「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」などを監督したアグニェシュカ・ホランド。撮影はヴィム・ヴェンダース、ジム・ジャームッシュ、ラース・フォン・トリアーらと組んできたロビー・ミューラー、音楽はポーランドの作曲家ヴォイチェフ・キラルが担当し、コルチャック役でヴォイチェフ・プショニャクが主演を務めた。

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Image: Ziegler Film/Renata Pajchel

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Wing Cheng @wing_Love_X

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