映画「
劇場アニメーション第2弾となる本作では、性別・年齢・国籍不明の怪盗クイーンが過去に因縁のあるサッチモの挑戦状を受け、豪華客船に乗り込むさまが描かれる。主人公の怪盗クイーンに大和、クイーンの仕事上のパートナーであるジョーカーに加藤、クイーンの仕事をサポートする世界最高の人工知能・RDに内田、グーコ王国の王女・イルマにCocomiが声を当てた。
MCから「クイーンにとってジョーカーはどんな存在?」と問われた大和は、「ジョーカーくんは自分の子供のよう。親心というか、友達ではあるけれど立派に育てた素晴らしい存在。目がギラギラした若かりし頃のジョーカーくんを見つけたとき、クイーン的には心が痛んで愛おしく思ったはず」と分析する。本作については「クイーンのいろいろな面が描かれている。戦いのシーンもあり、今回クイーンがこだわってアンジェリクを作り上げていたり。そういうところも楽しんでいただけたら」と語った。
加藤は「ジョーカーにとってのクイーンは育ての親でありますが、ライバルでもあるのかなと感じていて……。越えるべき存在、目指すべき目標。認めてもらいたいというか、もちろんクイーンも認めてはいるんでしょうけど『まだまだだね』と思うところもあるんじゃないかな。“友達”だと甘えも生じてくる。ずっと一緒にいたいからこそ、“パートナー”という線引きをしているんだと思います」と明かす。はやみねは「自分が気付かないところまで解釈してくださって、すごく勉強になります」とうなずいた。
内田は「RDはAIではありますが、彼には感情があると感じて仕方がない。やっぱり世界最高の人工知能ですから、RDもいろいろなアルゴリズムの中で進化していってもおかしくないですよね。今回の収録では、より人間らしい反応とかを意識してみました。少し人間っぽいしゃべりもできるんですよね。ロボットらしくしゃべっているのは、RDが気に入っている可能性がある。キャラを作ってるんじゃないかな」と述懐。はやみねはここでも「勉強になります!」とこぼし、「RDのレベルだったら、あえて人工知能らしく振る舞おうということができるのかも」と続けた。
新キャラクターとなるイルマを演じたCocomiは「最初の印象はフレッシュで芯の通っている強い女性。でも、憧れのクイーンと会ったときは興奮していて(笑)」と話す。加藤は「オタクのリアクションだったもんね。テンションの差がすごい」、内田は「目の前に“最推し”現る!みたいな感じだった」とツッコミ、笑いを誘う。Cocomiは「イルマを演じていて一番共感できたところは、その推しと会った瞬間でした。気持ちわかるなあと思いながらやってましたね」と収録を振り返った。
最後に大和は「劇場版第2弾が上映されたということで、私たちもうれしく思っております。皆さんの『怪盗クイーン』シリーズへの愛が実っていっているような気がします。細かいところまで原作のよさがちりばめられているので、何度も観ていただけたらと思います」と呼びかけ、イベントは幕を下ろした。
関連する特集・インタビュー
映画ナタリー @eiga_natalie
大和悠河・加藤和樹らが「怪盗クイーン」キャラを深掘り、原作者はやみねかおるも「勉強になります」
🌹公開記念舞台挨拶レポート(写真17枚)
https://t.co/Wohs4KTAbi
内田雄馬、Cocomiも登壇
#怪盗クイーンの優雅な休暇 https://t.co/Veu7a6VH2Y